

皆様、こんにちは^^
izumi茶道教室のコースアシスタントの岸本です。
淡交社慶交庵にて正午の茶事今回は先生がやってくださいました!
私たちは日頃お点前を練習しているわけですが、それはお茶のほんの一部でしかないのです^^;
このお茶事は席入りとか炭点前とか、懐石料理を食べたりとかお茶を飲んだりなど様々なことがあります。(覚えることが沢山です^^;)
これができるようになって初めて一人前です。
私もまだまだです。生徒の皆さんと一緒に沢山勉強させて頂いております。
掛け物について
さて、今回の待ち合いの掛け物は菊慈童の掛け物です。
景年の菊慈童。
これには諸説ありますが、三国時代の話、周の時代の皇帝に寵愛されていた方がいました。その方は訳あって皇帝のもとから去らなければならなくなりました。そして去るとき枕を持って去ったのです。
夜寝るときにふと気がつくと枕の中に菊の花と歌が。。
それを読んでいるうちに涙がとまらなくなりました。
そして泣き止んだとき、なんと700年も経っていたんですって!!
そのため菊慈童とは、長生きという意味が込められた言葉なんです。
ということで、今回のお茶事のテーマは長生きでした?
お茶会などには必ずテーマがあります。
そのテーマにそって、お道具やお菓子のとりあわせが決まっていくのです!
今回も素晴らしいお茶事で、とても和やかに楽しい時間が過ごせました!